アイスランド旅行。時が止まった氷河と絶景の滝と真っ黒ビーチ。HöfnからSelfossまでドライブ(Day5)

アイスランド旅行5日目。

今日は南東部のヘプンから南部アイスランドを巡ってレイキャビークまで近いセールフォスまで約400kmのドライブです。今日はまあまあ運転します。

本当に時が止まった様なヴァトナヨークトル氷河(Vatnajökull)と本当に青い氷河湖の氷河を見ました。その後、ヴィーク(Vik)の真っ黒なビーチと有名な2つの絶景の滝、セーリャラントスフォス(Seljalandsfoss)とスコゥガフォス(Skógafoss)に行きました。南部アイスランドは見どころがたくさんあるので急いでいきます。


氷河後の真っ青な氷河


まずは地図で見るとこんな感じです。


ヘプンからセールフォスまでの地図


昨日泊まったゲストハウスの裏手に馬がいました。物憂げな表情が馬っぽいです。


牧場にいる馬達

寄り添う馬


今日はいろいろ行きたい所があるのでどんどん行きます。しかし、忘れてはいけない。タイヤの調子が悪い事。昨日、空気を入れてもらって一時的に警告灯が消えましたが、夜になり再度点灯しました。昨日、JAF的な人に電話をしたら、「明日の朝また電話して」と言われたので電話したけど、全然電話にでない。7時30分とまだ朝早かったので寝ている可能性も十分にあり、これは仕方ないかなと思って待っていました。30分後に電話があり、昨日と同じヘプンのN1に来てほしいとのことで、急いで向かいました。

N1で再度警告灯を見てもらうと、ここでは直せないから付いてきてと言われ、車で後を追いました。彼の作業場に連れていかれるのかと思ってましたが、着いたところは町の自動車修理工場でした。「もう少ししたらお店の人が来るから、相談してみて」とのことで、修理工場まで案内してくれました。てっきり出張費を請求されるのかと思ったら、今日は案内だけでそのまま帰っていったようです。無料で世話してくれて、親切な人だなと思いました。

しばらく修理工場の前で待っているとお店の人が出勤してきました。事情を説明すると、いかにも熟練整備士という感じのおじさんが来て、色々調べてくれました。やはりタイヤに小さい穴が開いていてそこから空気が漏れていたようです。そしてパンク修理もしてもらい無事に危機を脱しました。本当に良かった、安心です。JAF的な人と整備士のおじさんに感謝しました。ちなみに修理料金は2000ISKくらいでした。もっと高額かと思っていたのでほっとしました。

パンクも直り、ドライブ再開!
今日は嵐も過ぎて、雨・風が少し落ち着いています。

しばらく進むと前方に氷河が見えてきました。ヴァトナヨークトル氷河(Vatnajökull)というヨーロッパ最大の氷河です。スノーモービルで走ったり、冬季限定ですが氷河の洞窟探検ツアーもあります。『007』や『トゥームレイダー』などの映画の撮影にも使われているそうです。


遠くに氷河が見えます

民家の後ろに氷河

ヴァトナヨークトル氷河


ヴァトナヨークトル氷河と雲

時が止まった様なヴァトナヨークトル氷河

まさに「ザ・ワールド」です。時が止まったかの様に見えます。民家を氷の波が襲ってきそうに見えます。不思議ですね。

雲の切れ間から光がさして綺麗です。


雲の切れ間から光

だんだん晴れ間が見えるようになってきました。

道路の横にぽつんとドラクエに出てきそうな祠がありました。


ドラクエみたいな祠

ドラクエみたいな祠のアップ

本当にゲームの世界に入り込んでしまったかのような風景や建物などがあります。アイスランドは本当に異次元の国という感じです。

道路わきの丘の上に上ると、またすごい景色が広がっています。


雲と空とアイスランドの大地

太陽がキラキラ

草原が広がるアイスランドの大地

草原と川

景色がすごすぎて、こんな事とかしたくなっちゃう感じになります。

人の影

だんだん晴れてきました。


青空と草原

青空と水たまり


ヨークルアゥルロゥン(Jökulsárlón)という氷河湖に着きました。人工的に作られたのかというくらい青くてびっくりしました。こんなにきれいな青が自然にできるなんて。不思議です。


真っ青な氷河湖の氷河2

本当に青い氷河

氷河湖の道路を挟んで向かい側は海になっていて、たくさんの氷の欠片が砂浜に打ち上げられています。


海岸線に打ち上げられた透明な氷河

氷河湖と海は川でつながっています。川の水の色は白っぽい水色で、アイスランドは本当に青が色々な所にあって綺麗です。

青い川と橋

氷河湖から流れてきた青い氷が海の中に散在してます。ビーチに打ち寄せる波が氷にあたってしぶきが上がります。

波打ち際の青い氷河

崖のしたに民家がぽつんと建っています。どういう人が住んでいるんだろう。

崖の下にぽつんと民家

川の水も普通に飲めます。


躍動感のある川

ドライブ再開です。この後、ヴィークの真っ黒な砂浜と有名な2つの滝を見に行きました。どれもアイスランド南部の観光名所でおもしろいです。滝の裏にも行きました。

氷河湖の後に、スカフタフェットル国立公園(Skaftafell)でパイプオルガンみたいなスヴァルティフォス(Svartifoss)という滝を見に行こうと思っていたのですが、うっかりスルーしてしまいそのままヴィーク(Vik)に着いてしまいました。

ヴィークのビーチは真っ黒な砂浜です。溶岩を含む岩が流れてきてできたそうです。カモメも飛んでます。


真っ黒なビーチ

光と雲と不思議な色合いです。


ヴィークのローソク岩

ビーチから見える尖った岩はレイニスドラゥンガルと呼ばれる岩で、ローソクみたいですね。

Dyrhólaey Arch(ディルホゥラエイ)というアーチ状になった岩もあります。これはヴィークのビーチから少しレイキャヴィーク側に進んで海岸沿いの山を登ったところから見えます。山に行く途中で海を渡る道路みたいなのがありCMに出てきそうです。





アーチ状の岩

山の上に白い建物があり、ちょっとゲームに出てきそうな感じです。


高台の白い建物

ヴィークの海岸にあるローソクみたいな岩のレイニスドラゥンガルを逆側から見られます。


海岸の道

さらに進みます。次は有名な滝、2連続です。
まずはスコゥガフォス(Skógafoss)です。滝から吹き上がる水しぶきがすごいです。ここからだんだん空が曇ってきてます。


Skógafossの滝

ここは滝の横から上に登っていけます。上から見るとこんな感じです。


上から見た滝

滝の上からの景色

アイスランドの至る所に羊がいます。崖の急斜面にもいたりするのでびっくりします。


滝の上からの景色と羊たち

次は滝の裏側に入れるとても有名なセーリャラントスフォス(Seljalandsfoss)です。カレンダーや世界の絶景写真で良く見かけます。


Seljalandsfossの滝

滝の裏側に入る時に結構ぬれてしまうので、カメラや撮影機材が濡れないように注意が必要です。そして滝の裏に入ると轟音と水しぶきでなんだか落ち着かないし人も後から来るのでささっと写真を撮って撤退です。


Seljalandsfossの滝裏

Seljalandsfossの滝裏2

Seljalandsfossと緑

もっと晴れていたら綺麗だったのですが、なかなか撮影条件が厳しいです。

駆け足で観光スポットをまわりました。アイスランド南部は見どころが多く、レイキャヴィークからも近いので観光客の人も多いです。レイキャヴィークからツアーバスも出ているのでレンタカーでなくても色々な所に行けます。

あっという間に夕方です。今日はセールフォス(Selfoss)というレイキャヴィークから近い比較的大きな街に泊まります。大分疲れが溜まってきたので早目に就寝です。



明日はインサイド・ザ・ボルケーノ(inside the volcano)という火山の入り口に入るツアーを予約しています。楽しみです。


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